chura-machiのブログ<時には万年筆で②>

旅に出てうたを綴る・自転車、鉄道、フォークソング

私の好きなスニーカーベスト3

1 アディダススタンスミス

 ド・定番なスニーカーですね。ナイキ、ニューバランスに続いてアディダスのスニーカーを履いている人が多い。中でもアディダスといえば、スタンスミス。私はどちらかというと、人とあまり被りたくない、個性的なものが好きだという嗜好性をもちつつ、「王道」も好きなんです。スタンスミスに関しては、まさにこれが当てはまります。
 アディダス社は2020年にサスティナブル宣言をしてから、スタンスミスも一時、天然皮革製品がなくなりました。私は革製品が大好きで、特に履きこんでいったときのシワの感じや、手入れをした時の何ともいえないエイジング感が好きなので、アディダス社のこの決定にはショックを受けました。
 それでも実は、2021年製の完全サスティナブル・合成皮革のスタンスミスを1足持っています。それが下の写真。


2021年の9月に買って、これまで1年半くらいの間、週1くらいの頻度で履いています。この靴のいいところは、汚れを拭き取るだけで綺麗になり、メンテナンスがいらないところ。ただ、残念ながら天然皮革のようなエイジングはありません。でもこいつは頑丈ですよ。


 このスタンスミスは、私が持ってる中で最古参のものになります。サスティナブル前の天然皮革ものです。やっぱり、エイジングがあり、合皮と比べると味わいがあります。


 このスタンスミスは、そろそろモデルチェンジになるかもしれませんが、2022年製のスタンダードなものです。こいつは、天然皮革と合成皮革のハイブリッドモデルとなっています。アディダス社はサスティナブル宣言してから、たった1年でまた天然皮革を使い出しました。甲とベロの部分にだけ天然皮革を使用し、あとはライニングも含めて合皮です。この靴も2022年の2月に購入してから、週1くらいで履いてますが、天然皮革部分はいい感じの風合いになっています。


 さてここからは最近買ったスタンスミス2足を紹介します。1足目はスタンスミス80‘s、80年代のデザインを復活した製品です。こちらはベロの部分を除いてオール天然皮革の製品。これはデザインがクラシカルでかなりカッコいいシルエットです。ただしそれだけに通常のスタンスミスよりも細身で、1サイズくらい大きいものでないと横幅がキツいかもしれません。私の場合スタンスミスのサイズは26.5cmから27.0cmですが、この製品は27.5cmでジャストサイズです。それからこの製品、ちょっと残念なポイントがあります。それは縫製が雑なんですね。明らかに他のスタンスミスと比べてステッチが波打ったり、少しズレていたりと雑です。このスタンスミスはインドネシア製、スタンスミスはインド製や中国製が多いような気がしますが、このあたりに原因があるのでしょうか。22000円と通常の製品よりも高めの設定なだけに、残念な点です。


 そしてこちらのスタンスミスは、2022年の12月に発売されたスタンスミスLUX。この製品は素晴らしいの一言です。オール天然皮革で作られており、ライニングばかりか、インソールまでレザーで作られています。まさにラグジュアリーな1足といえます。これで16500円なので、かなりお得感のある製品ですね。この靴1つだけ注意点があります。それは、インソールの土踏まずが当たる部分がかなりしっかりと膨らみが有ること。私はスタンスミスのサイズは、少し大きめを選ぶのですが、この靴の場合はそれだと土踏まずの膨らみが前にズレて気になります。なので、この製品に限ってはワイズが許す限り、ジャストサイズに近い方が完璧な履き心地を得られると思います。

2 パトリック・パミール

 


 さて次に紹介する靴は、パトリックのパミールという靴。パトリックはフランス発祥のブランドですが、全て兵庫県姫路市で製造されており、まさにジャパンメイドのスニーカーブランドです。
 私がパトリックと出会ったのは、草津温泉のアルカヤ靴店という小さな靴屋さん。そこにふらっと立ち寄って、何となく試し履きした時の感動は忘れられません。この靴の履きやすさは私の中では他の追随を許さない。完璧に足にフィットしているのに余裕がある感覚、まるで靴を履いていることを感じないほどの履きやすさ。やはり日本製は日本人の足に合うのかと。


 パミールは国内のタンナーから仕入れたスムースレザーを使用しており、革靴のように美しい光沢があります。この靴は手入れをしながら長く履く靴ですね。

3 アシックス・ゲルライト3OG

 最後は、アシックスのゲルライト3OG。私のスニーカーの中で、このシリーズが圧倒的なシェアを誇ります。ゲルライト3OGはスプリットタンという、真ん中で分かれたタンが特徴で、足入れのしやすさはバツグンです。ゲルライト3は、元々1990年に発売され、海外で人気のあったモデルですが、ゲルライト3OGとして日本でも復刻して発売されました。
 アシックスのスニーカーで困るのは、同じシリーズでもモデルによってサイズ感が異なること。なので私は必ず店舗で試し履きをしてから購入することにしています。ゲルライト3OGは、全体的に小さめなつくりで、特にワイズが狭いです。これは元々海外向けのモデルだったのが影響しているのではないかと思います。
 アシックスは、ランニングシューズに関しては本当に足にピッタリフィットし、日本人向けに作られていると思うんですけどね。ちなみに私の場合、ゲルカヤノ等のランニングシューズは「27.0cm・ワイズスタンダード」がピッタリですが、ゲルライト3OGの場合は28.0cmがジャストサイズです。


 このゲルライト3OGは、スウェードとリサイクル素材のパッチワークを使用したハイブリッドモデル。アシックスのスニーカーは奇抜な思い切ったデザインも多いです。


 こちらはニホンザルをモチーフにデザインされたもの。ライニングにはゴアテックスが仕込まれており、旅行等に重宝する。しかし、そのせいなのか、かなりワイズが狭い。ちょっと履きにくいかな。でも雨は全く染み込まない。


 次は、紫陽花をイメージしてデザインされたもの。こちらはオールレザーモデルです。スニーカーとしては独特の色合いですね。和風のデザインであり、この辺りは日本メーカーならでは。


 このモデルもオールレザーモデル。淡い朱色の差し色が特徴で、先のゴアテックスモデルと同じで、ニホンザルをモチーフにしている。こちらはかなり質感の良いレザーで、手入れしながら使うとかなり味わいが増しそうな感じがする。


 このモデルは、アトモスとのコラボレーションモデル。マッドな風合いのレザーがただの真っ黒とは違いカッコいい。男っぽいデザインですね。


 最後に紹介するのもアトモスとのコラボレーションモデル。これは相当斬新なデザイン。レザーの甲革に古い世界地図が印刷されている。この思い切ったデザイン、アシックスにしかできないですね。

 以上が私が選ぶスニーカーのベスト3。ナイキやニューバランスといった大人気のスニーカーが入っていませんが、すいません、履いたことがないんです。日本ブランドやジャパンメイドのスニーカーいいですよ。