chura-machiのブログ<時には万年筆で②>

旅に出てうたを綴る・自転車、鉄道、フォークソング

アコースティック一人ライブ INカラオケBOX

▶カラオケで弾き語りライブをやろう!

今回は、私がやっているカラオケボックスでのギター弾き語りについてお話します。

カラオケボックスにギターを持って行っても、マイクスタンドがない、持ちこんでも部屋が狭い等の問題が多く、なかなか思うようにいかない場合が多いです。そこで、私が最も最適な方法をお教えします!これであなたもギター一つ抱えて全国ツアーも夢ではありません。

ミレーEXP35


最初に紹介しときます。これからいろいろな機材を紹介しますが、ギターを除いてすべて上記写真のミレーEXP35というバックパックに収まります。

EXP 35 | ミレー(MILLET)公式オンラインストア

▶想定するカラオケルームの種類

最近のカラオケボックスは、ステージを備えたルームやエレキギターをカラオケに接続できる機材を備えたルームなどもあり、弾き語り人にはうれしい状況となってきておりますが、まだまだこういったルームは少数であり、圧倒的にハンドマイクとテーブルとカラオケ機器のみといった部屋が大多数を占めます。また、ヒトカラの場合ステージルーム等を利用することは難しい(グループ利用を想定しているため)のが実情です。そこで私は普通のカラオケルームを想定した一人弾き語り方法を紹介します。

▶用意するもの① 折り畳み式マイクスタンド

まず必ず必要なのは「マイクスタンド」です。ギターを抱えて弾き語りをする場合、マイクをちょうどいい高さに固定する必要があります。ハンドマイクを固定する機材はカラオケボックス内にはありません。変なもので代替しようすると重さのあるマイクが大切なギターに落下する悲劇が起こりますよ・・・。ここは素直にマイクスタンドを購入しましょう。ただし、本格的なステージ用のマイクスタンドは重くてもち運びには不向きです。それに大げさなマイクスタンドをもってカラオケボックスに乗り込むのは少し勇気がいります。そこで紹介するのが下の折り畳み式マイクスタンド。

AKEIE 卓上マイクスタンド

このマイクスタンドは折り畳み式なので持ち運び時は上述のバックパックのサイドポケットに収納できます。設置時はルームのテーブルやラック等に簡単に取り付けられ、マイクを装着しても固定力が十分にあります。またある程度前後左右に動かすことが出来るので、最適な位置にマイクを設置できます。さらに長さが結構あるので、テーブルに取り付けた場合でも、立って演奏ができる位置にマイクを設置することが可能です。このことについては私はかなり感動しました。そして素晴らしいのが値段の安さ、ネット等では1500円くらいで販売されています。

▶用意するもの②譜面台

これは特に立って演奏する場合は必須のアイテムです。カラオケルームのテーブルは座ってちょうどいい高さなので、そこに楽譜等をおいてもまず見えません。座って弾く場合はテーブルでも代用できますが、角度の調整ができたり、楽譜を固定できるのであったほうが圧倒的にやりやすいです。

ヤマハ・アルミ製譜面台

譜面台はアルミ製のものがちょっと高いですが、携帯性が優れており良いと思います。この譜面台はバックパックのマイクスタンドとは反対側のサイドポケットに収納します。

▶用意するもの③ エレアコとシールド

タカミネDMP50SWR

ギターがなければ弾き語りはできません!当たり前です。とはいっても、エレアコはないという人も多いと思います。その場合は普通のアコギでも十分です。はっきり言ってカラオケボックスの広さであれば、音量的にはアンプは必要ありません。ただカラオケボックスは音響が悪く、また隣の部屋の音等も漏れてきたりと、生音を聞くにはあまりいい環境ではありません。なのでアンプを通して音をいろいろいじってやったほうが圧倒的に楽しめます。アコギの繊細な音よりもアンプをとおしてガンガンやったほうがものすごいライブ感が出ます。ただし、間違っても今持っているアコギが高級ギターならば、エレアコ改造など絶対にしないでください。たかだかカラオケライブのために、大切なアコギを台無しにしてはいけません。エレアコと生アコを両方持っているならばエレアコの方が楽しめるということです。それから、エレアコあるいはエレキギターとシールドを持参すればカラオケ機器につないでギター演奏が楽しめるという機種(ジョイサウンドシリーズのいくつかの機種)もあります。その場合はアンプは必要ありませんね。くれぐれも対応していない機種にはギターのシールドを絶対に差し込まないでください。カラオケマイクとギターでは出力が違うので弾き語りは成立しませんし、最悪カラオケ機器を故障させることになります。

▶用意するもの④ アンプ

YAMAHA・THR5A

 

カラオケで弾き語りをする場合ルームが狭いので、大きなアンプは必要ありません。私は出力10Wの「YAMAHA・THR5A」を使っています。このアンプは真空管アンプをイメージしたクラシカルなデザインで、インテリアとしてもイケてると思います。そして大きさは、「271mm×167mm×120mm」、重さは、「2.0kg」と、小型でそんなに重くないので、持ち運びはしやすいと思います。音の大きさに関しては、カラオケボックスだと、ステージルームのような広い部屋でもボリューム半分くらいで十分です。

 

以上4つのアイテムを用意すれば快適なカラオケライブを楽しめます。アンプが2万円くらいしますが、それ以外は数千円の範囲で揃いますので、思い切って買っちゃいましょう。マイクで歌い、アンプからギターの音を出して演奏する、それは、まさにライブです。