私の革靴⑤ ケンジントンⅡハーフラバーを取り付けました
以前紹介したケンジントンⅡのストレートチップ。ヒールのトップリフトが削れてきたので、これの交換とハーフラバーを取り付けました。
今回修理を依頼したのは、革靴修理の専門店として、権威と定評がある「ユニオンワークス」さんです。
▶ハーフラバーとヒールの仕様は
お店で相談した結果、ユニオンワークスが扱っている中で一番摩耗がしにくいといという素材のものを取り付けました。特にヒールについては、これまでのメーカー仕様(レザー&ラバー)のものだと、月2くらいの頻度で履く感じで1年程度でトップリフトが交換ラインに達したので、今回は固く減りにくいものを選びました。
最初はダイナイトソール(私の経験でかなり丈夫な印象を持っている)を考えていましたが、減りにくいという観点ではこちらのほうがいいということなので、これを選びました。
▶ヒールの厚さ
かなり厚みのあるヒールです。私はこのくらい厚いほうがいいと思いますが、取り付けの際元のレザーヒールの積み上げを1枚程度はがす必要があるので、気にする人はダメでしょう。ただしどうせオールソールの際はすべてはがしてしまうので、丈夫なほうがいいと思います。これなら2年は持ってくれるのではないでしょうか。
▶ハーフラバー+スチール
ハーフラバーだけでも十分な強度は保てそうですが、つま先はやはり削れるのでビンテージスチールを取り付けました。雰囲気がぐっと良くなりますね。
▶すばらしくきれいな仕上
さすがはユニオンワークスという感じで、丁寧で美しい仕上がりです。この靴のヒールは曲面が多く複雑な作りですが、おさめ方が綺麗で素晴らしいです。これでメーカーに修理に出すよりはるかに早くしかも安いところはかなり魅力的ですね。