chura-machiのブログ<時には万年筆で②>

旅に出てうたを綴る・自転車、鉄道、フォークソング

東京~銚子サイクリング②

千葉県・下総サイクリングの2日目です。

 

▶成田空港~多古

日航ホテル成田

朝、ホテルの前で一枚。普段の旅では東横インヘビーユーザーの私だが、今回成田の東横インは新型コロナウィルス感染症対策で、海外から帰国した人達を隔離するために、政府が借り上げていたため、宿泊できず。そのため、日航ホテルに泊まりました。飛行機はJALが好きなので、これはこれでよかった。

 

さてホテルから、西へ曲り新空港道の側道を走るが、これを東に向かうと成田空港の歴史を振り返るとき忘れてはならない、「三里塚闘争」の激戦地が近いんですね。今でも東峰地区には、滑走路の中に取り残された未買収の農地が残っています。突然自分たちの土地を奪われた住民と亡くなられた神奈川県警の警察官、負の歴史は繰り返してはなりません。詳しくは「三里塚闘争」で調べてみてください。

日航ホテルと東峰地区は近い

しばらく成田空港内を地下にもぐったり横を走ったり、人工的な風景の中を走る。

成田空港1ターミナル・南ウィング付近

写真は第一ターミナル南ウィング付近。ANA国際線ターミナルとして使用しており、トリトンブルーの機材が多い。この付近の道は自転車は歩道を通ることになる。

成田空港を離れると一気にカントリーロード。多古へ向かって下り基調の道が続く。

栗山川

道の駅多古で休憩。近くを流れる栗山川は船で遊覧できる。ゴールデンウィークのため、道の駅はたくさんの観光客でにぎわっていた。

 

▶東総広域農道

この先は旭市の先まで東総広域農道という、広い田んぼの中を走る一本道を20キロ近く走る。風が強かったが、牧歌的なとても気持ちの良い道。今回のサイクリングのハイライトだ。

牧歌的な東総広域農道

信号が少なくどこまでも続く一本道。匝瑳、旭という九十九里の海岸沿いの街をバイパスしていく。交通量の多い国道よりずっと正解の道。

田んぼは田植えの時期

▶銚子まで

旭市飯岡で農道は終点となる。このまま勢いでゴールへと気持ちは焦るが、銚子の手前は台地となっており、一登りさせられる。これが疲れた足に中々キツイ。

キャベツと大根畑が広がる

台地に上ると今度は田んぼから畑へと風景が変わる。少し北海道を連想させる。

ここからもいくつかのアップダウンをへて、利根川沿いの国道356号線に出ると銚子まであと8キロの看板。最後のラストランです。

銚子駅でマイチャリの記念撮影

ようやく着きました。何年かぶりの自転車旅、結構足に来ました。本当はここから犬吠埼やら銚子の観光名所を巡りたいのは山々なのですが、体力的に今回は駅がゴール。次の旅に取っておきます。着いたのが丁度12時過ぎの昼時、海鮮を食べたかったのですが、どこも行列で電車の発車時間に間に合わない。そこで、駅前のハワイアンレストランに入ったのですが、ここが大正解、本格的な料理でおいしかった。ただ食べる時間が短かった(電車の発車時刻が迫っていた)。

さよなら銚子、また来ます

忙しなく輪行の準備を整えて、特急しおさいに乗り込みます。思ったより混んでいない車内で、しばし房総の車窓を楽しみます。